自己都合退職で辞めた職場から離職票が届いたので、特定理由離職者になる為の
手続きをしてきました。
ハローワークに認められれば、金銭的な負担が減るのでこれからFIRE退職する
方の為に、手続きを簡単にまとめてみようと思います。
特定理由離職者とは
倒産や解雇、パワハラ等で退職理由が会社都合の場合は、特定受給資格者と
呼ばれます。
上記以外で自己都合退職だけど正当な理由があって離職した場合は
特定理由離職者と呼ばれます。
今回は私のケースで心身の不調(正当な理由の病気に該当)で認定される場合の
手順を説明したいと思います。
特定理由離職者に認定してもらう為の手順
①心療内科を受診する(退職前)
仕事上のストレスで不安が強く眠れなくなったので、心療内科に行きました。
特定理由離職者に認定されるには在職中に行く必要がある様です。
②ハローワークに行く
退職後、離職票が手元に届いたら、ハローワークに行きました。
窓口で特定理由離職者に該当する旨を伝えると、就労可否証明書を渡されます。
正当な理由が認定されるまでは、自己都合退職と特定理由離職者が並行した状態に
なっているそうです。
③市役所に行く
国民健康保険と国民年金の変更手続きに行きました(14日以内)。
その場で保険証を頂き、国民年金は免除申請しました。
こちらも現時点では、自己都合退職で処理しています。
④心療内科に行く
就労可否証明書を医師に記入してもらう為、心療内科に行きました。
ハローワークの認定で重要な部分は、下記の2点になります。
①離職日時点で働き続ける事が困難だったか否か?
②現在は条件によって週20時間以上の労働が可能か否か?
⑤説明会、最初の失業認定日に行く
説明会と失業認定の場所が違ったので、医師記入済みの就労可否証明書は
最初の失業認定の時に提出してくださいとの事です。
(最初にハローワークに行った際にちゃんと説明してくれました)
この段階で離職コードの変更がされて、正式に特定理由離職者の認定が
された状態になる様です。
⑥市役所に行く
国民健康保険の減免措置を受ける為、離職コード変更後の雇用保険受給資格者証を
持参してくれればOKとの事です。
これでようやく減免措置を受ける事が出来ますね。
国民健康保険料の減免措置
国民健康保険は無職の方や年金所得者が多いので、会社員を辞めた人は
相対的に高所得になってしまう為、退職1年目はビックリするくらい高いですよね。
私の場合で自己都合退職だと、概算45万/年間の保険料です。
これが特定理由離職者になると、12万前後/年間になると思います。
多少手間はかかりますが、この差は大きいんじゃないでしょうか。
FIRE退職の方は節約して貯蓄もあるので、インパクトは小さいと思うけど
国保の減免以外にも失業給付の給付制限が短縮されたり、ケースによっては
住民税も軽減されたりするみたいですよ。
さいごに
私は今まで知らなかったので、今回初めて申請しました。
過去に退職した時もストレスMAXでもし受診していれば何らかの病名は
付いていたと思いますが、この制度を知らなかったので損した気分です。
これから自己都合退職する方にとって何かお役に立てば幸いです。